小児の場合、先天的に肥満になりやすい病気や発達障害の影響で、中学生頃から体重がどんどん増えていく方が多いです。しかし時代の変化により、そのような病気がなくても体重が増えている子供が多く受診されています。 「小児肥満を治すにはどうしたらよいのか?」と悩む保護者の方が増えているのも、その背景にあります。
今回は「中学生の肥満が危ない!肥満外来で早期対策を始めるべき理由」をテーマに記事を作成しました。肥満症に対する知識を早い段階で身につけることで、成人後も健康的な体重管理がしやすくなります。ぜひ最後までご覧ください!
増加する中学生の肥満、その背景とは?
文部科学省の調査によると、近年中学生の肥満傾向児の割合が増加傾向にあります。特にコロナ禍以降、家庭での食事や生活リズムが変わり、運動習慣が激減したことが背景にあります。
🍔 食生活と生活習慣の変化
ファストフードやコンビニ食が手軽に手に入り、炭水化物・脂質中心の食生活が主流になりつつあります。また、夜型生活や朝食抜きの習慣も、肥満を助長する要因のひとつです。
🎮 運動不足とスマホ・ゲームの影響
現代の中学生は、放課後や休日に外で遊ぶよりも、室内でゲームやスマホを使って過ごす時間が増えています。身体を動かす時間が少なくなったことで、基礎代謝が落ち、脂肪が蓄積しやすくなります。
中学生の肥満がもたらす健康リスク
「子どもだから少しくらい太ってても大丈夫」と思っていませんか?実は、中学生の肥満は将来的な深刻な健康リスクと直結しています。
① 高血圧・糖尿病など生活習慣病のリスク
肥満は 高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを高めます。 中学生の段階でこうした症状が見られる子どもも増えており、将来の健康に大きな影響を与えかねません。
② 心理的ストレスやいじめとの関連
肥満体型をからかわれたり、いじめの対象となることで、自己肯定感が低下し、学校生活にも悪影響が出るケースが増えています。早期のメンタルケアが重要です。
中学生の肥満治療で重要なのは「家庭の協力」
中学生自身の努力ももちろん大切ですが、それ以上に家庭の協力が成功のカギを握ります。
親の意識改革と食育の大切さ
親自身が「まだ子どもだから大丈夫」という意識を変える必要があります。 毎日の食卓を見直し、子どもと一緒に栄養バランスを考える食育を進めましょう。
家族でできる生活改善のポイント
- 🍀 夕食は夜8時までに終える
- 🍀 1日1回は一緒に散歩など軽い運動
- 🍀 お菓子の買い置きを減らす
- 🍀 朝食は必ず摂るようにする
こうした取り組みを親子で行うことで、無理のない継続が可能になります。
まとめ~子どもの未来を守るために、今こそ一歩を~
中学生の肥満は、本人の努力だけでは解決できない複雑な問題です。家庭環境、生活習慣、心のケアまで、多方面からの支援が必要です。
そのためにも、「肥満外来」という専門的な医療の力を借りることは、決して大げさではありません。 肥満の傾向が見られる段階、「ちょっと太ってきたかな?」と思ったタイミングで行動することが大切です。子どもの肥満を治すために必要なのは、特別な方法ではなく、日々の小さな生活習慣の積み重ねです。食事・運動・睡眠のバランスを整えることで、無理なく健やかな成長をサポートできます。
家庭でできること
- 🍽️ バランスの良い食事を心がける
- 🏃♂️ 運動を取り入れた生活を一緒に楽しむ
- 💬 子どもの自己肯定感を育む声かけを意識する
- 💚 無理なダイエットではなく、健康重視の習慣づくりを目指す
子どもの健やかな成長と将来の健康を守るために、家庭でできる小さな一歩を積み重ねていきましょう。
院長紹介
医療法人グッドライフグループ/グッドライフクリニック西町南
理事長/院長 野呂昇平(のろしょうへい)
旭川医科大学卒業
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本産業衛生学会 産業衛生専攻医
- 日本脳神経外科学会 専門医
- 日本脳神経血管内治療学会 専門医
- 日本脳卒中学会 専門医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 日本医師会認定産業医
- 健康運動指導士
- JATEC インストラクター
- ICLS認定インストラクター

ご挨拶
グッドライフクリニック西町南の野呂昇平と申します。
脳神経外科医として多くの手術症例や研究を経て、救急科専門医として札幌孝仁会記念病院(旧北海道大野記念病院)で西区や手稲区を中心に救急症例を診てきました。
2021年8月に現在の西町南に生活習慣病や在宅医療を中心に行う「グッドライフクリニック西町南」を開業。
2024年4月より医療法人グッドライフグループを設立。同時にクリニックの拡張工事を行い、生活習慣病や肥満外来以外にも新たに一般内科や通所リハビリテーション機能を備えたクリニックとして体制を整えました。
当院の特徴
① 幅広い疾患への対応と札幌市でも少ない生活習慣病に特化した外来
外科医、救急医としての専門性を基盤にし、生活習慣病や緊急疾患に対する診療を数多く行ってきました。メディカルフィットネスを併設しており、運動と食事を中心に丁寧な外来診療を心掛けております。
電話かオンラインでの予約制のため、受付~会計まで30分以内を目標にスタッフ一同努力しております。
② 充実した在宅医療、自慢のスタッフ
当院では訪問診療だけではなく、訪問看護、訪問リハビリテーションを行っており、通院が困難な患者様に対して医療保険と介護保険を利用したサービスを提供しております。私自身も救急医として、通常の在宅医が困難な処置や急変時の対応を得意としております。
当院の在宅医療の最大の特徴は訪問リハビリテーションです。「脳卒中」「運動器」「心血管」を専門とする多くの理学療法士が所属しており、スタッフの自己研鑽によりほとんどが健康運動指導士や公認パーソナルトレーナーなどの資格を有しております。
③ 積極的な予防医学の実施
当院では一般的な健診はもちろんのこと、該当する方には、医師、保健師、管理栄養士による特定保健指導を行います。積極的支援の対象の方は、併設するメディカルフィットネスを利用し、運動食事プログラムを行います。
また産業医の活動の一環として、企業で生活習慣病を指摘された方の診察や保健指導、集団予防接種を積極的に行っております。
健康教育の普及のために地区センターへの講演会、健康運動教室も定期的に開催しております。
外来紹介
- 生活習慣病外来
- 肥満外来
- 小児肥満外来
- 睡眠時無呼吸外来
- 禁煙外来
- 頭痛外来
- アレルギー外来
- 各種ワクチン接種

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