生活習慣病に特化した予約制クリニック

肥満外来、生活習慣病に特化した完全予約制クリニック

当院について

当院は患者さんの内科的治療はもちろんのこと、病気にならないようにする、処方だけに頼らない「予防医学」に注力したクリニックです。
併設したメディカルフィットネスジムと協力して、診察以外の時間も患者さん、利用者さんに付き添い、日常生活に溶け込んだ医療を提供します。

【医師紹介】

野呂 昇平
旭川医科大学卒業

(各種資格)

・産業衛生専攻医
・救急科専門医
・脳神経外科専門医
・脳卒中専門医
・脳血管内治療専門医
・日本医師会認定健康スポーツ医
・産業医
・健康運動指導士
・公認パーソナルトレーナー(NSCA-CSCS/CPT)

現在日本では高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の方や、メタボリックシンドローム、いわゆる「メタボ」と言われている方が非常に多く、男性では3人に1人、女性で5人に1人は該当し社会問題となっております。雑誌やTV、インターネットでの啓蒙が進んでいるため、多くの方は生活習慣病や肥満が良くないことは知ってはいると思いますが、どれくらい良くないことか理解しておりません。
ある家庭の話をします。

①50歳の夫婦、18歳の息子、15歳の娘と何不自由なく暮らしております。結婚後は特に運動をしていない父は、いわゆる中年太りで90kgを超えています。職場の検診では数年前から血圧が高く、医師から「そろそろ痩せなければ死にますよ」といつもと同じことをいわれ、「わかりました」といつもと同じように答えました。家族想いの父親は、いつも通り「かわりなかったよ」と家族に伝えました。

②ある朝、いつもはリビングで新聞を読んでいる父親がいないため、息子が寝室まで起こしにいくと、ベットで横になっており何度叩いても反応がありません。息子はすぐに救急車を呼び、娘が心臓マッサージを始め、病院に搬送されました。医師からは「脳出血」と言われ、緊急手術が行われました。なんとか一命を取り留めることができ、3か月の入院を経て、自宅へ退院することができました。

③しかし父親は後遺症のため言葉は全く出ず、麻痺のため歩くことはできません。自分で寝返りが打てないため、数時間ごとに家族が身体の向きを変え、おむつ交換をしなければなりません。母親は介護のため仕事をやめ、娘は家族の後押しがあり、進学できましたが、息子は進学を諦め就職し家族を支えることになりました。

生活習慣病や肥満になるとどのようになるか想像できたでしょうか。ほとんどの人は①、②までしか想像できていないと思います。自分は大丈夫と思っていても、あなたの家族はどうでしょうか。自分が大丈夫でも家族が病気になると自分のやりたいことは制限されてしまいます。これはごく一例であり、私はいままで1000人以上の患者を診てきました。毎日、同じような患者様が搬送されてきます。骨は折れても時間が経てば治ります、傷も塞がります、しかし脳や心臓の病気になると後遺症のため同じように生活ができません。いくら今まで楽しい人生を歩んでいても、裕福な生活をしていても、自分と家族が健康でなければ幸せな生活を送ることはできません。多くの医学的情報や患者情報から最適なサービスを提案し、幸せな人生を送れるようにサポートさせて頂きます。

ご気軽に問い合わせください。011-663-1110

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