「職場でインフルエンザの予防接種を案内されたけど、本当に打った方がいい?」
「子どもが学校で接種するみたいだけど、個別に病院で受けた方がいいの?」
そんな疑問を抱えたことはありませんか?
今回は、札幌市西区のグッドライフクリニック西町南より、「集団予防接種」について、特にインフルエンザワクチンを職場や学校などでまとめて接種するケースに焦点を当ててご紹介します。集団接種のメリットと注意点を知り、ご自身やご家族にとって適切なワクチン接種につなげていただければ幸いです。
そもそも「集団予防接種」とは?
集団予防接種とは、特定の場所(職場、学校、市町村施設など)において、複数の人を対象にまとめて実施されるワクチン接種のことです。自治体が主導する定期予防接種や、企業が従業員の健康管理として提供するインフルエンザ予防接種などが該当します。
個別に医療機関で受ける「個別接種」と比べ、手間や費用の面で利便性が高く、一定の年齢層や集団全体に短期間で免疫をつけやすいという特徴があります。
なぜインフルエンザワクチンが集団接種でよく行われるのか?
◎感染力が非常に強い
インフルエンザウイルスは飛沫感染や接触感染で広がりやすく、職場や学校などの「人が密集する環境」では、1人の感染が集団内に一気に拡大する恐れがあります。
◎発症から数日で重症化する場合も
発熱、頭痛、倦怠感といった症状に加え、高齢者や持病を持つ方では肺炎などの合併症を引き起こすリスクがあります。重症化を防ぐためには、感染の拡大を未然に防ぐことが最も重要です。
◎集団接種によって「集団免疫効果」が期待できる
特定の集団の中で多くの人が予防接種を受けていれば、たとえ接種していない人がいても感染が広がりにくくなる「集団免疫効果」が期待されます。これは、高齢者や乳幼児など、体質や年齢の都合でワクチンを受けられない人を守るうえでも非常に重要なポイントです。
職場・学校でのインフルエンザ集団接種のメリット
1. 受ける人の「手間」が少ない
医療機関を探して予約を取り、受診する――という手間がなく、日程と場所があらかじめ決められているため、参加しやすく、忙しい方でも受けやすいのが大きな魅力です。忙しいビジネスパーソンや子育て中の親御さんにとっては特に有用です。
2. コストが抑えられるケースが多い
企業や学校が一部費用を負担するケースもあり、自己負担が軽減される場合もあります。また、一定数をまとめて接種することで医療機関の運営コストも抑えられるため、経済的な面でもメリットがあります。
3. 接種率の向上で感染拡大を予防
個別接種の場合は「忙しくて忘れていた」「予約が取れなかった」という理由で接種率が下がりがちです。しかし集団接種であれば、周囲と一緒に接種を受けることで『みんなで受ける』雰囲気が生まれやすく、結果として集団全体の接種率向上につながります。
集団接種を受ける前に確認したいポイント
● 持病がある方は医師への相談を
高血圧、糖尿病、心疾患、過去のアレルギー歴などがある方は、必ず事前に医師と相談してください。インフルエンザワクチンは比較的安全性が高いとされていますが、アナフィラキシーなどの重篤な副反応が起こる可能性はゼロではありません。
● 体調不良時は無理に受けない
発熱、強い咳、体のだるさなど体調が優れないときは、接種を延期するのが基本です。体調が安定しているときに接種することで、副反応のリスクを減らすことができます。
● 接種後は安静に
接種後は無理な運動や飲酒を避け、体調の変化に注意しましょう。まれに発熱や注射部位の腫れ、倦怠感などが出ることがありますが、通常は1~2日でおさまります。
ワクチン接種だけでは不十分!日常的な感染対策も重要
ワクチン接種は「感染しにくくなる」「重症化を防ぐ」ための手段ですが、100%予防できるわけではありません。ワクチンの効果は個人差もあるため、日常的な感染予防も欠かせません。
- 手洗い・うがいを徹底する
- マスクの着用
- 室内の定期的な換気
- バランスの良い食事・十分な睡眠
これらの習慣をあわせて行うことで、インフルエンザだけでなくその他の感染症の予防にもつながります。
まとめ ~集団接種を活用して自分と周囲を守ろう~
インフルエンザは毎年11月〜3月に流行のピークを迎える、私たちにとって非常に身近な感染症です。ワクチン接種は発症予防・重症化予防の効果があるだけでなく、周囲への感染を防ぐという意味でも重要です。
職場や学校での集団接種は、「気軽に受けられる」「費用が抑えられる」「接種率を高められる」といった多くのメリットがあります。これらの利点を上手に活用して、インフルエンザのシーズンを元気に乗り切りましょう!
当院でもインフルエンザ予防接種を実施しております。
企業・施設、団体様向けの出張・集団接種の対応も行っておりますので、ご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
院長紹介
医療法人グッドライフグループ/グッドライフクリニック西町南
理事長/院長 野呂昇平(のろしょうへい)
旭川医科大学卒業
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本産業衛生学会 産業衛生専攻医
- 日本脳神経外科学会 専門医
- 日本脳神経血管内治療学会 専門医
- 日本脳卒中学会 専門医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 日本医師会認定産業医
- 健康運動指導士
- JATEC インストラクター
- ICLS認定インストラクター

ご挨拶
グッドライフクリニック西町南の野呂昇平と申します。
脳神経外科医として多くの手術症例や研究を経て、救急科専門医として札幌孝仁会記念病院(旧北海道大野記念病院)で西区や手稲区を中心に救急症例を診てきました。
2021年8月に現在の西町南に生活習慣病や在宅医療を中心に行う「グッドライフクリニック西町南」を開業。
2024年4月より医療法人グッドライフグループを設立。同時にクリニックの拡張工事を行い、生活習慣病や肥満外来以外にも新たに一般内科や通所リハビリテーション機能を備えたクリニックとして体制を整えました。
当院の特徴
① 幅広い疾患への対応と札幌市でも少ない生活習慣病に特化した外来
外科医、救急医としての専門性を基盤にし、生活習慣病や緊急疾患に対する診療を数多く行ってきました。メディカルフィットネスを併設しており、運動と食事を中心に丁寧な外来診療を心掛けております。
電話かオンラインでの予約制のため、受付~会計まで30分以内を目標にスタッフ一同努力しております。
② 充実した在宅医療、自慢のスタッフ
当院では訪問診療だけではなく、訪問看護、訪問リハビリテーションを行っており、通院が困難な患者様に対して医療保険と介護保険を利用したサービスを提供しております。私自身も救急医として、通常の在宅医が困難な処置や急変時の対応を得意としております。
当院の在宅医療の最大の特徴は訪問リハビリテーションです。「脳卒中」「運動器」「心血管」を専門とする多くの理学療法士が所属しており、スタッフの自己研鑽によりほとんどが健康運動指導士や公認パーソナルトレーナーなどの資格を有しております。
③ 積極的な予防医学の実施
当院では一般的な健診はもちろんのこと、該当する方には、医師、保健師、管理栄養士による特定保健指導を行います。積極的支援の対象の方は、併設するメディカルフィットネスを利用し、運動食事プログラムを行います。
また産業医の活動の一環として、企業で生活習慣病を指摘された方の診察や保健指導、集団予防接種を積極的に行っております。
健康教育の普及のために地区センターへの講演会、健康運動教室も定期的に開催しております。
外来紹介
- 生活習慣病外来
- 肥満外来
- 小児肥満外来
- 睡眠時無呼吸外来
- 禁煙外来
- 頭痛外来
- アレルギー外来
- 各種ワクチン接種

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生活習慣病のこと、お気軽にご相談ください。

