皆さん、こんにちは!グッドライフクリニック西町南です。
札幌市西区にあるグッドライフクリニック西町南では健康と運動を通して、患者様がより良い生活を送るために定期的な情報発信を行っております。
本記事は一般的な情報提供を目的として、個人の診断・治療のためには医師の診察を受けることを推奨します。
糖尿病と食事の関係|なぜ「ダメな食べ物」が重要なのか
糖尿病とは、血液中の血糖(グルコース)の濃度が慢性的に高くなる疾患です。これにはインスリンというホルモンの作用が関わっており、うまく機能しなくなることで血糖がコントロールできなくなります。
その結果、血管障害、視力低下、腎不全などの深刻な合併症を引き起こす恐れがあります。
食事は、糖尿病の予防と管理において極めて重要です。特に、血糖値を急激に上げる食品や脂質の多い食品、精製された炭水化物などは「ダメな食べ物」としてリストアップされることが多いです。
ただし、「絶対食べてはいけない」とするのではなく、「どう付き合うか」がカギです。
この記事では、避けるべき食べ物をランキング形式で紹介しつつ、その理由や代替案も詳しく解説していきます。
糖尿病の人が避けるべき食べ物TOP10
白米・精白パン
GI値が非常に高く、血糖値を急上昇させます。ゆっくり噛んで食べるなどの工夫が必要です。
清涼飲料水(ジュース・炭酸飲料)
砂糖が多く、液体のため吸収が早く血糖を一気に上げます。無糖飲料への切り替えを。
スナック菓子(ポテチなど)
トランス脂肪酸や添加物が多く、血糖コントロールを乱します。できれば栄養表示を確認しましょう。
菓子パン
糖質・脂質ともに高く、血糖値に悪影響を及ぼします。特に市販品は注意が必要です。
ラーメン(とんこつ・味噌)
炭水化物・脂質・塩分の組み合わせにより、血糖管理の面で注意が必要です。
アイスクリーム
糖質・脂質ともに高く、特に市販品は注意。低糖質スイーツで代替を。
揚げ物(唐揚げ・天ぷらなど)
衣に糖質、油に飽和脂肪酸。市販の総菜を買う方は特に注意しましょう。
果物の缶詰・ドライフルーツ
砂糖漬けのものが多く、見た目以上に糖分を含んでいます。
アルコール(ビール・カクテルなど)
糖質を含み、肝臓にも負担がかかります。飲みすぎは代謝低下の原因に。
シリアル(甘いタイプ)
見た目は健康そうでも、糖質が非常に多い製品が多くあります。無糖タイプを選びましょう。
なぜその食品が「ダメ」なのか?血糖値・GI値・脂質の観点から解説
糖尿病の食事管理では、「GI値(グリセミック・インデックス)」という指標がよく使われます。 GI値が高い食品ほど、食後に血糖値を急上昇させる傾向があります。
たとえば白米・パン・清涼飲料水などはGI値が70以上と高く、急激な血糖上昇を引き起こすため注意が必要です。
また、脂質が多い食品(例:揚げ物やアイスなど)は、血糖の急上昇を一時的に抑えるように見えても、 長期的には「インスリン抵抗性」を高めてしまい、逆効果になることもあります。
「ダメな食べ物」は満足感が高く、食べやすいものが多いため、つい手が伸びがちですが、 血糖コントロールの観点では日常的な摂取を控えることが重要です。
正しい知識を持って食品を選ぶことが、糖尿病の予防・改善につながります。
食べたい気持ちは止められない?代替食品と工夫の紹介
好きなものを我慢するのではなく、工夫して取り入れることで、無理のない食習慣が続きやすくなります。最近では糖質オフや低GI食品も豊富に選べるようになりました。
主食の代替案
・雑穀米 🍚
・もち麦入りご飯 🌾
・カリフラワーライス 🥦
・玄米(GI値が低く、食物繊維が豊富) 🌾
甘いものが欲しいとき
・ラカントやエリスリトールのスイーツ 🍰
・低糖質アイス 🍦
・寒天ゼリー 🍮
スナックが欲しいとき
・素焼きナッツ(食べすぎ注意) 🥜
・こんにゃくチップス 🍘
・チーズスナック 🧀
麺やパンが食べたいとき
・糖質ゼロ麺 🍜
・全粒粉パン 🍞
・オートミール 🥣
「制限」ではなく「工夫する」ことが、日常の中で無理なく続けられる食生活につながります。
専門家の見解+体験談から学ぶ「正しい食生活」への一歩
医師や管理栄養士によると、糖尿病の食事管理で大切なのは「我慢する」ことではなく、 血糖値を安定させる食べ方を身につけることだと言われています。
特に次のような習慣が推奨されています。
- ▶ 1日3食を規則正しく摂る
- ▶ 食物繊維やたんぱく質を先に摂る
- ▶ よく噛んでゆっくり食べることで満腹感を得る
また、実際に2型糖尿病を持つ方の体験として、 「主食を玄米に替えたところ、通院時の検査で良い変化があったように感じる」、 「甘い物がやめられなかったが、低糖質スイーツで満足できて無理なく続けられるようになった」 という声も多く聞かれます。
まずはできることから始めることが、食生活改善の第一歩です。
まとめ
糖尿病と向き合ううえで、食事は最も身近で効果的な治療法のひとつです。
今回ご紹介した「避けた方が良い食べ物TOP10」は、血糖値やインスリンに悪影響を及ぼす代表的な例ですが、すべてに代替策があります。
食事改善のポイントは以下の通りです。
- ● まずは知ること(血糖に影響する食品を把握)
- ● 完全に我慢しないこと(代替手段を見つける)
- ● 自分なりの続け方を見つける(楽しさ・満足感も大切)
今日からできる小さな工夫が、将来の健康を大きく左右します。
無理のない範囲で、少しずつ食事を見直していきましょう。
院長紹介
医療法人グッドライフグループ/グッドライフクリニック西町南
理事長/院長 野呂昇平(のろしょうへい)
旭川医科大学卒業
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本産業衛生学会 産業衛生専攻医
- 日本脳神経外科学会 専門医
- 日本脳神経血管内治療学会 専門医
- 日本脳卒中学会 専門医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 日本医師会認定産業医
- 健康運動指導士
- JATEC インストラクター
- ICLS認定インストラクター

ご挨拶
グッドライフクリニック西町南の野呂昇平と申します。
脳神経外科医として多くの手術症例や研究を経て、救急科専門医として札幌孝仁会記念病院(旧北海道大野記念病院)で西区や手稲区を中心に救急症例を診てきました。
2021年8月に現在の西町南に生活習慣病や在宅医療を中心に行う「グッドライフクリニック西町南」を開業。
2024年4月より医療法人グッドライフグループを設立。同時にクリニックの拡張工事を行い、生活習慣病や肥満外来以外にも新たに一般内科や通所リハビリテーション機能を備えたクリニックとして体制を整えました。
当院の特徴
① 幅広い疾患への対応と札幌市でも少ない生活習慣病に特化した外来
外科医、救急医としての専門性を基盤にし、生活習慣病や緊急疾患に対する診療を数多く行ってきました。メディカルフィットネスを併設しており、運動と食事を中心に丁寧な外来診療を心掛けております。
電話かオンラインでの予約制のため、受付~会計まで30分以内を目標にスタッフ一同努力しております。
② 充実した在宅医療、自慢のスタッフ
当院では訪問診療だけではなく、訪問看護、訪問リハビリテーションを行っており、通院が困難な患者様に対して医療保険と介護保険を利用したサービスを提供しております。私自身も救急医として、通常の在宅医が困難な処置や急変時の対応を得意としております。
当院の在宅医療の最大の特徴は訪問リハビリテーションです。「脳卒中」「運動器」「心血管」を専門とする多くの理学療法士が所属しており、スタッフの自己研鑽によりほとんどが健康運動指導士や公認パーソナルトレーナーなどの資格を有しております。
③ 積極的な予防医学の実施
当院では一般的な健診はもちろんのこと、該当する方には、医師、保健師、管理栄養士による特定保健指導を行います。積極的支援の対象の方は、併設するメディカルフィットネスを利用し、運動食事プログラムを行います。
また産業医の活動の一環として、企業で生活習慣病を指摘された方の診察や保健指導、集団予防接種を積極的に行っております。
健康教育の普及のために地区センターへの講演会、健康運動教室も定期的に開催しております。
外来紹介
- 生活習慣病外来
- 肥満外来
- 小児肥満外来
- 睡眠時無呼吸外来
- 禁煙外来
- 頭痛外来
- アレルギー外来
- 各種ワクチン接種

ご予約はこちらから
生活習慣病のこと、お気軽にご相談ください。


