肥満外来、生活習慣病に特化した完全予約制クリニック

オンライン予約
外来
アクセス
口コミを書く
公式LINE
Instagram
肥満症

グッドライフクリニックの小児肥満外来とは?診療の流れと特徴を解説!

「うちの子、最近体重が急に増えてきた気がするけど、大丈夫かな?」

「学校の健康診断で『肥満傾向』と指摘されたけど、どうすればいいの?」

「ダイエットって大人向けじゃないの?子どもに必要?」

こうした疑問を持つ保護者の方は年々増えてきています。現代の日本において、子どもの肥満は深刻な健康課題の一つとなっています。

今回は、札幌市西区にあるグッドライフクリニック西町南が提供する「小児肥満外来」について、診療の流れや特徴をわかりやすくまとめました。単に体重を減らすことを目的とせず、「その子らしく、健康に育つためのサポートをする」当院のアプローチをご紹介いたします。

小児肥満はなぜ問題なのか?

1. 生活習慣病のリスクが高まる

子どもの肥満は、将来的に高血圧・脂質異常症・2型糖尿病など、成人病(生活習慣病)を若年で発症するリスクを高めます。実際に、小児期の肥満がそのまま成人肥満に移行するケースは多く、早期介入で生活習慣の見直しが重要です。

2. 心理的影響も大きい

見た目の変化や身体的制限により、自尊心の低下・いじめ・不登校といった心理的・社会的影響も起こりやすくなります。肥満は「体だけの問題」ではないのです。

グッドライフクリニックの小児肥満外来とは?

当院では「小児肥満=見た目の問題」とは考えず、成長段階にある子どもが、いかに健康的に過ごせるかを重視して診療を行っています。

そのためには以下の3つの柱が重要だと考えています。

  • 医学的評価:体格だけでなく、血液検査や成長のバランスも確認
  • 生活指導:過度な制限ではなく、生活スタイルの見直し
  • 家族の関与:家庭全体で取り組むことの重要性

対象となるお子さんは?

以下のようなお子さんが対象となります。

  • 学校の健診で「肥満」と指摘された
  • BMI(体格指数)が年齢平均を大きく上回っている
  • 最近、急激に体重が増えた
  • 食事の量や生活習慣に不安がある
  • 運動が極端に少ない、もしくは嫌がる
  • 家族に糖尿病や高血圧などの既往がある

肥満には遺伝的要素や体質も関係しています。「親が太っているから仕方ない」と放置するのではなく、必要に応じて医療機関での評価を受けることも大切です。

診療の流れ

当院の小児肥満外来では、以下のような流れで診療を進めます。

1. 予約・初診

完全予約制のため、まずは電話やオンラインでご予約ください。初診時には、保護者同伴での来院をお願いしています

2. 問診・成長記録の確認

生育歴、食事や運動、睡眠などの生活習慣を丁寧に伺います。学校での様子や心配な行動があれば、遠慮なくお伝えください。

また、母子手帳やこれまでの健診記録があれば持参してください。成長曲線(発育のグラフ)を見ることで、「今の体格が異常か、成長過程の一部か」を判断できます。

3. 身体計測・検査

  • 身長・体重・腹囲・体脂肪率
  • 血圧測定
  • 必要に応じて血液検査(コレステロール、血糖、肝機能など)

これらの数値をもとに、肥満のタイプや重症度を評価します。

4. 生活習慣アドバイス

2回目に受診した際に検査結果をふまえたうえで、お子さんと保護者の方にわかりやすい言葉でフィードバックします。

無理なダイエット指導ではなく、下記のような点を中心にアドバイスを行います。

  • 食事量の調整(特に間食や夜食の見直し)
  • 食べる順番・食事時間の改善
  • スクリーンタイム(スマホ・テレビ)の制限
  • 睡眠時間の見直し
  • 家族でできる運動習慣の提案

お子さん本人が前向きになれるよう、「できたことを褒める」「お子さんの努力を見守る」支援を大切にしています。

当院の小児肥満外来の特徴

1. 多職種によるサポート

必要に応じて、保健師や健康運動指導士と連携をとり、専門的なアプローチを行います。

例えば…

  • 給食と家庭の食事のバランスを調整
  • 運動が苦手でもできる「楽しい運動」を提案
  • ゲーム感覚で(楽しみながら取り組める)生活改善の工夫

といったように、お子さんの性格や家庭の状況に合わせて無理のない方法を考えます。

2. 家族単位での支援

子どもだけに努力を求めても、改善は難しいです。家族の協力が必要です。当院では、家庭全体で食習慣や運動習慣を見直すことを推奨しており、「ご家族の皆さんと一緒に取り組めるよう頑張りましょうね!」という声かけを大切にしています。

3. 成長を止めない工夫

成長期の子どもは、過度な制限をすると身長が伸びなくなるリスクもあります。当院では、過激なカロリー制限やサプリメントの使用は推奨せず、「バランスの良い食事と適度な運動」を通じて健康的に体重を管理することを基本としています。

よくある質問(Q&A)

Q1. 肥満気味でも元気で、本人が気にしていない場合は放置していい?

→いいえ。見た目に症状が出なくても、内臓脂肪や脂質異常、糖代謝異常が進んでいることがあります。元気なうちに生活習慣を整えることが将来の健康に直結します。

Q2. 食事制限をすると成長に悪影響はない?

→当院では成長に配慮した食事指導を行います。栄養を減らすのではなく、「内容」と「タイミング」を調整する形で進めます。

Q3. 薬やサプリメントで体重を減らす方法は?

→原則として、薬やサプリに頼らない指導を行っています。特別な事情がある場合には医師の判断のもと対応します。

まとめ ~子どもたちが「自分らしく健康に育つ」ために~

小児肥満は、ただの「ぽっちゃり」ではありません。放置すれば将来の生活習慣病リスクや心理的ストレスにもつながります。

グッドライフクリニック西町南では、「無理のない生活習慣改善」を通じて、子どもたちが本来持っている「健康に育つ力」をサポートしています。

「このままで大丈夫かな」とお子さんの体重や生活習慣について少しでも気になることがあれば、一度ご相談ください。お子さんも、家族も、一緒に取り組んでいけるよう丁寧にお手伝いさせていただきます。

今後も週2回のペースで健康に関する情報を発信してまいります。次回のブログもぜひご覧ください!

ご不明な点があれば、お電話またはWeb予約よりお気軽にお問い合わせください。

関連記事

  1. 女性に多いコレステロール上昇の原因とは?更年期との関係も解説

  2. ヒートショックと転倒の予防法とは?中高年・高齢者が気をつけたいポイント

  3. 健康診断で「高血圧」と言われたら?企業健診後にすぐやるべき対応とは

Google map

PAGE TOP
PAGE TOP