当院の頭痛外来について
頭痛に悩まされている方はいませんか?
日常生活に支障がある、頭痛の頻度が増えてきた、1回の頭痛が激烈である、市販の頭痛薬を飲んでもあまり効果を感じられないなど、頭痛にお悩みの方は一度、当院の頭痛外来を受診してみてください。
慢性頭痛でお困りの方の診断、治療を行っております。
主な慢性頭痛の種類
主な慢性頭痛は一次性頭痛に分類されます。
①片頭痛(慢性頭痛の約25%)
20-40代の女性に多く、こめかみから目にかけてズキンズキン、ドクンドクンと脈を打つような痛みが繰り返し起こる頭痛です。片側に現れることが多いですが、両側から痛むこともあります。痛みと同時に光や音、においに敏感になることが多く、動くと痛みが増すことがあります。痛みは4時間~数日間続きます。
②緊張型頭痛(慢性頭痛の約60%)
一次性頭痛の中で最も多く、頭全体を締め付けられるような痛みが生じる頭痛です。首や肩こりを伴うこともあります。身体的・精神的なストレス(長時間のパソコンの使用、無理な姿勢の維持など)が原因で首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなったり、脳が痛みをうまく調整できなくなることで起こると考えられています。
③群発頭痛
20-40代の男性に多く、片側の目の奥がえぐられるような強烈に痛みが起こる頭痛です。夜間、睡眠中に起こりやすく、目の充血や流涙、鼻水、鼻づまり、額の発汗、眼瞼下垂などの症状が伴います。年に数回、数年に1回くらいの頻度で起こりますが、一度発症すると数週間から数か月間、毎日痛みが続きます。
その他、なにか原因となる病気やケガがや存在し、それによっておこる頭痛が二次性頭痛です。
その場合の頭痛は一つの危険信号であるため、きちんと検査を受けて診断されることが必要です。
頭痛外来の流れ
- 問診
- 事前にデジスマアプリから問診登録、または来院後に問診票を記入していただきます。
★お薬手帳がお手元にある方は、必ずご持参ください。
- 診察
- 問診票の内容と照らし合わせながら、患者様に合ったお薬を処方いたします。
必要時、頭部MRI・CT検査を行う場合には連携する医療機関を紹介し検査を受けていただきます。
(※万が一、二次性頭痛の可能性を疑う場合には他の専門医療機関を紹介いたします。)
- 次回受診の予約調整
- お薬の内容と内服方法を確認します。
処方されたお薬の効果を確認するため、次回の受診日を調整いたします。
また、頭痛ダイアリーを活用し記録をしていただくことがあります。
- ※内服では効果が十分に得られない場合は・・・
- 片頭痛と診断された方で内服薬では十分に効果を得られない場合は、自己注射による片頭痛の予防薬を使用することがあります。
(当院ではエムガルティを使用します)
自己注射の方法などを説明するため、少しお時間がかかる場合があります。
ご自身で注射することが難しい、自信がない方は外来受診時に注射することができます。
費用
患者様の治療によって異なりますが、必要に応じて連携医療機関で検査を行っていただく場合がございます。
また、検査や治療薬剤によって金額が異なりますので、以下の料金は参考となります。
(※院外処方となります。)