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予防接種

【2025年度】インフルエンザワクチン接種について知っておきたいこと

はじめに

💬「今年もインフルエンザが流行するって本当?」
💬「コロナと同時にかかることもあるの?」
💬「ワクチンの打つタイミングや予約はどうしたらいい?」

毎年秋から冬にかけて流行するインフルエンザですが、2025年度も例外ではありません。
特に今年は、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行(ツインデミック)への懸念が高まっており、予防の重要性がこれまで以上に注目されています。

インフルエンザとは?再確認しておきたい基礎知識

インフルエンザは「インフルエンザウイルス」によって引き起こされる急性の呼吸器感染症です。
毎年、11月頃から流行が始まり、12月〜3月にかけてピークを迎えます。
症状は通常の風邪とは重さや経過が異なります。
高齢者や基礎疾患を持つ方、小さなお子様では重症化しやすく、肺炎や脳症などの合併症に至るケースも報告されています。

症状

  • 突然の高熱(38℃以上)
  • 関節痛、筋肉痛
  • のどの痛み、咳
  • 全身の強い倦怠感

2025年度のインフルエンザワクチン接種のポイント

①接種開始時期

当院では2025年10月1日よりインフルエンザワクチン接種を開始しております。
10月初旬から12月初旬にかけて接種を行っている医療機関が多いですが、おすすめは「10月中の接種」です。

  1. 抗体ができるまで約2週間かかるといわれており、流行に合わせると11月に接種した場合、十分な抗体ができる前に感染する可能性もあります。
  2. 抗体は約6か月維持されるため、12月~1月が最も流行し、3月まで流行することが通年であるため、10月接種を行うことで一番流行している時期に対する予防効果が高いです。

②接種対象者

  • 生後6か月以上の方任意接種)
  • 札幌市在住の満65歳以上の方定期接種
  • 札幌市在住の満60~64歳の方で心臓等に一定の障害がある方定期接種

※65歳以上の高齢者や基礎疾患がある方は特に優先的な接種が推奨されています。

③接種回数

  • 13歳以上:1回接種
  • 生後6カ月~13歳未満:2回接種推奨(1回目接種から2~4週間空けること)

④接種料金(2025年度、自己負担額)

任意接種

1回あたり3,000円(税込)

定期接種

1回あたり1,400円(税込)

料金が免除となる方

・生活保護受給世帯の方
・市民税非課税世帯の方(世帯員全員が非課税であること)

インフルエンザと新型コロナウイルスの「違い」と「共通点」

インフルエンザと新型コロナウイルスは、どちらも発熱や咳、倦怠感といった症状があるため、症状だけで区別することは難しいです。
2025年も、新型コロナウイルスは一定の流行が予想されており、インフルエンザとの同時感染による重症化リスクも否定できません。
重症化を防ぐ最大の予防法は、ワクチンの接種です。

  • 高齢者(65歳以上)
  • 高血圧や糖尿病などの持病がある方
  • 呼吸器疾患のある方(喘息・COPDなど)
  • 妊娠中の方
  • 乳幼児と同居している方

なぜワクチンを打った方が良いのか?

ワクチンの効果

インフルエンザは、100%感染を防ぐものではありません。
しかし、接種することでメリットもあります。

  • 発症の確率を下げる
  • 発症しても重症化を防ぐ
  • 周囲への感染拡大を防ぐ

特に高齢者や基礎疾患を持つ方にとっては、ワクチン接種によって入院や死亡のリスクを下げることがわかっています。

ワクチンの安全性

毎年使用されるインフルエンザワクチンは、国がその効果と安全性を評価した上で使用が認められています。
接種後に軽度の副反応(注射部位の腫れ、軽い発熱など)が出ることがありますが、数日以内に自然におさまるケースが大多数です。

インフルエンザワクチンと他のワクチンの同時接種について

2025年度も新型コロナウイルスの予防接種が行われる予定です。
「コロナワクチンとインフルエンザワクチン、同時に打っても大丈夫?」という質問も多くいただきます。

厚生労働省の見解では、両ワクチンは同時接種可能とされています。実際に、当院でもこれまで多くの方が同時接種を受けられており、大きな副反応は報告されていません。
ただし、体調や持病の有無によっては間隔を空けた方がよい場合もありますので、接種時に医師とご相談ください。

接種の流れと当院での取り組み

当院では、感染症予防のため、完全予約制でインフルエンザ予防接種を実施しています。

当院の予約から接種までの流れ

WEB(デジスマアプリ)もしくは電話で予約
当院では、デジスマ診察券という予約システムを導入しております。
WEB上もしくはアプリよりご予約が可能です。
お電話での予約も受け付けております(011-663-1110)
予約時間に受付へ
受付で、インフルエンザ予防接種を受けに来たことをお伝えください。
身分証等でご本人確認後、上記にある持ち物をお預かりいたします。事前に予診票をご記入いただいた方は、受付で提出してください。
予診票を持参されていない方は、体温計と予診票をお渡しいたしますので測定とご記入ください。
診察
ご記入いただいた予診票をもとに医師が診察を行い、接種可能か判断いたします。
接種
医師の診察で接種可能と判断された方は、ワクチン接種を行います。
お会計
接種後、待合でお待ちください。順番にお会計でお呼びいたします。
お会計後、領収書、診療明細書をお渡しします。定期接種を受けられた方には患者控えを、母子手帳を持参された方にはロットシールをお貼りしてお返しいたします。
お会計終了後は、次のご予約の方のために速やかにご帰宅のご協力をお願いいたします。

当院の感染対策

  • 接種ルートと一般診療の動線を分けて対応
  • 換気・消毒の徹底
  • スタッフ全員マスク着用・手指衛生の徹底

安心してご来院いただけるようスタッフ一同努めております。

よくある質問(Q&A)

毎年ワクチンを打たないとダメですか?

インフルエンザウイルスは毎年型が変わるため、その年に流行する型に対応したワクチンが必要です。毎年の接種が推奨されます。毎年接種することでインフルエンザに感染しにくい身体づくりができるとも言われております。

ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかったことがあります…

 ワクチンは「感染を100%防ぐ」ものではありませんが、重症化や合併症のリスクを大幅に下げることができます。一般的に、未接種の方は高熱や強い症状が出ることもありますが、接種している場合は症状が軽く済む可能性があるとされています。医療現場でもワクチンの有効性が示されており、感染対策と併せて接種を行うことで予防効果が期待されています。一般的な感染対策を徹底することが重要です。

インフルエンザとコロナ、どちらのワクチンを優先すべき?

高齢者や基礎疾患がある方は両方の接種を推奨します。どちらも予防することで、同時感染や重症化のリスクを避けることができます。

最後に

インフルエンザは、決して「ただの風邪」ではありません。
高熱や強い倦怠感、合併症を引き起こし、特に高齢者や基礎疾患がある方にとっては命に関わることもある疾患です。
ワクチン接種は、自分の健康を守るだけでなく、家族や周囲の方への感染拡大を防ぐためにも有効とされています。
2025年度も、安全に、そして安心して冬を迎えるために、インフルエンザワクチンの接種をご検討ください。ご不明な点や接種についてのご相談がありましたら、お気軽にグッドライフクリニック西町南までお問合せください。

院長紹介

医療法人グッドライフグループ/グッドライフクリニック西町南
理事長/院長 野呂昇平(のろしょうへい)

旭川医科大学卒業

  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • 日本産業衛生学会 産業衛生専攻医
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医
  • 日本脳卒中学会 専門医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • 日本医師会認定産業医
  • 健康運動指導士
  • JATEC インストラクター
  • ICLS認定インストラクター

ご挨拶

グッドライフクリニック西町南の野呂昇平と申します。
脳神経外科医として多くの手術症例や研究を経て、救急科専門医として札幌孝仁会記念病院(旧北海道大野記念病院)で西区や手稲区を中心に救急症例を診てきました。
2021年8月に現在の西町南に生活習慣病や在宅医療を中心に行う「グッドライフクリニック西町南」を開業。
2024年4月より医療法人グッドライフグループを設立。同時にクリニックの拡張工事を行い、生活習慣病や肥満外来以外にも新たに一般内科や通所リハビリテーション機能を備えたクリニックとして体制を整えました。

当院の特徴

① 幅広い疾患への対応と札幌市でも少ない生活習慣病に特化した外来

外科医、救急医としての専門性を基盤にし、生活習慣病や緊急疾患に対する診療を数多く行ってきました。メディカルフィットネスを併設しており、運動と食事を中心に丁寧な外来診療を心掛けております。
電話かオンラインでの予約制のため、受付~会計まで30分以内を目標にスタッフ一同努力しております。

② 充実した在宅医療、自慢のスタッフ

当院では訪問診療だけではなく、訪問看護、訪問リハビリテーションを行っており、通院が困難な患者様に対して医療保険と介護保険を利用したサービスを提供しております。私自身も救急医として、通常の在宅医が困難な処置や急変時の対応を得意としております。
当院の在宅医療の最大の特徴は訪問リハビリテーションです。「脳卒中」「運動器」「心血管」を専門とする多くの理学療法士が所属しており、スタッフの自己研鑽によりほとんどが健康運動指導士や公認パーソナルトレーナーなどの資格を有しております。

③ 積極的な予防医学の実施

当院では一般的な健診はもちろんのこと、該当する方には、医師、保健師、管理栄養士による特定保健指導を行います。積極的支援の対象の方は、併設するメディカルフィットネスを利用し、運動食事プログラムを行います。
また産業医の活動の一環として、企業で生活習慣病を指摘された方の診察や保健指導、集団予防接種を積極的に行っております。
健康教育の普及のために地区センターへの講演会、健康運動教室も定期的に開催しております。

外来紹介

  • 生活習慣病外来
  • 肥満外来
  • 小児肥満外来
  • 睡眠時無呼吸外来
  • 禁煙外来
  • 頭痛外来
  • アレルギー外来
  • 各種ワクチン接種

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