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健康寿命をのばすメリットとは?充実した生活と社会貢献のための7つのポイント

はじめに

健康寿命とは、ただ生きる年数ではなく、健康上の問題なく自立した生活が送れる期間を指します。日本では、男女で健康寿命に差があり、また地域ごとにも大きな違いが見られます。特に北海道は、他の地域と比較して健康寿命の改善に向けた課題が指摘されることもあります。本記事では、最新の統計データをもとに、日本人の男女別健康寿命、北海道の現状、年ごとの推移について総論として解説し、さらに健康寿命を延ばすための7つの具体的なメリットについて詳しく紹介していきます。

健康寿命について

健康寿命とは健康で自立した生活を送れる期間と定義され、医療費削減や生活の質の向上、社会参加の促進など、個人や社会全体に大きな影響を与えます。ここでは、日本人の男女別データ、北海道の位置づけ、そして年ごとの推移について解説します。

①日本人の男女別健康寿命

男性の健康寿命

最新の統計によれば、日本の男性の健康寿命は約72歳前後です。生活習慣病や運動不足、食生活の乱れなどが影響しており、改善の余地があるとされています。

女性の健康寿命

一方女性は約74歳前後と男性よりも長い傾向にあります。女性は男性より平均寿命も長く、比較的健康管理に積極的であることや、コミュニティ活動への参加が多いことが、健康寿命の延伸に寄与していると考えられます。

②北海道の位置づけ

北海道は広大な地域を持ち、都市部と農村部で生活環境や医療へのアクセスに大きな差があります。これにより、北海道内でも地域ごとの健康寿命にばらつきが見られます。特に、寒冷な気候や生活習慣の違いから、全国平均と比べて改善のペースに課題がある地域も指摘されています。
北海道では冬の寒さが厳しく、外出の機会が減少しがちです。その結果、運動不足となり、筋力低下や転倒の危険が増加します。特に高齢者の骨折によるADL低下が深刻な課題です。中年くらいまでは骨密度は保たれており、転んでも足の骨を折ることは滅多にないですが、高齢の方が転倒し、痛みのため立ち上がれない場合は高確率で骨折してます。

③年ごとの推移

近年、日本全国で健康寿命は徐々に延びている傾向があります。

  • 過去10年間の傾向
    男女ともに数年の延伸が報告され、生活習慣改善や医療技術の進歩、予防医療の充実がその背景にあります。
  • 地域間の差
    都市部では最新の医療サービスや健康情報へのアクセスが容易なため、比較的早い改善が見られる一方、北海道を含む一部地域では、地域特有の課題が改善ペースに影響を及ぼしている状況です。
  • 今後の展望
    政府や地方自治体が推進する健康増進策により、今後も健康寿命の延伸が期待される一方、地域格差の是正が重要な課題となっています。

健康寿命をのばす7つのメリット

私は人生を豊かにする最も重要な要素が「健康寿命をのばすこと」だと考えています。経済的に豊かになる、最愛の家族と最高の友人と楽しい時を過ごす、社会的な成功を勝ち取る、歴史に名を残すなど、人生には色々な目標や考えがあります。しかしこれらの前提にあることが「いつまでも健康でいること」です。どんなに豊かになっても、素晴らしい出会いがあっても、仕事で成功しても、その過程で健康でなければ十分な喜びを感受することはできないと思います。

今回は7つのメリットを書きましたが、もっとたくさんあるはずです。デメリットはないはずです。いまからでも遅くないので、健康に対する知識をつけていきましょう!

生活の質の向上

健康な体を維持することで、日常生活における自立性が保たれ、趣味や仕事、家庭生活を自分のペースで充実させることが可能となります。病気や障害のリスクが低減されるため、安心して生活を楽しむことができ、精神的な安定ももたらされます。


経済的メリット

健康寿命の延伸は、医療費や介護費用の大幅な削減につながります。定期的な健康管理によって慢性疾患のリスクが下がり、結果として家計の負担が軽減されるとともに、長期間働ける体力が維持され、キャリア形成や収入面にもプラスの影響を与えます。


社会全体への影響

健康な高齢者の増加は、地域社会や行政への介護・医療負担を軽減します。自立した生活を送る高齢者が増えることで、家族や地域コミュニティの連帯感が強まり、全体としての社会活力が向上します。


長期的な健康予防効果

生活習慣の改善や適度な運動、バランスの取れた食事は、糖尿病、心臓病、脳卒中などの慢性疾患の予防に大きな役割を果たします。予防医療の推進により、病気の早期発見と治療が可能となり、健康寿命がさらに延びることが期待されます。


精神的健康と認知機能の維持

定期的な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事は、ストレス軽減と気分の安定に寄与し、精神的健康を保つために重要です。また、読書や社交活動、パズルなど、脳を活性化する習慣を取り入れることで、認知症予防にも効果が期待されます。


社会参加と生涯学習の促進

健康な状態が維持されると、シニア世代でも積極的に社会活動や生涯学習に参加することが可能です。これにより、知識やスキルの習得、地域コミュニティとの交流が促進され、個々の充実感と共に地域全体の活性化にもつながります。


自己実現と幸福感の向上

健康であることは、自身の目標達成や夢の実現をサポートし、チャレンジ精神を高めます。体力と精神の両面が充実することで、旅行や趣味、創造的な活動にも積極的に取り組むことができ、自己実現と深い幸福感を得ることが可能となります。


まとめ

健康寿命を延ばすことは、以下の恩恵をもたらします。

  • 医療費や介護費の削減
  • 住居の活性化
  • 精神的健康の維持
  • 自己実現と幸福感の向上

特に、日本人の男女別の健康寿命や北海道の現状、年ごとの推移を正確に把握し、地域ごとの課題に対応することが、今後の健康寿命延伸の鍵となります。

今すぐ、日々の生活習慣の改善や健康管理に取り組むことで、あなた自身と周囲の人々にとって大きなメリットが得られるでしょう。ぜひ、健康寿命の延伸に向けたアクションを始めてみてください!

【当院について】

当院は患者さんの内科的治療はもちろんのこと、病気にならないようにする、処方だけに頼らない「予防医学」に注力したクリニックです。
併設したメディカルフィットネスジムと協力して、診察以外の時間も患者さん、利用者さんに付き添い、日常生活に溶け込んだ医療を提供します。

〜外来紹介〜
・生活習慣病外来
・肥満外来
・睡眠時無呼吸外来
・禁煙外来
・頭痛外来
・アレルギー外来
・各種ワクチン接種

【医師紹介】 野呂 昇平  

【各種資格】
・救急科専門医
・産業衛生専攻医
・脳神経外科専門医
・脳卒中専門医
・脳血管内治療専門医
・日本医師会認定健康スポーツ医
・産業医
・健康運動指導士
・公認パーソナルトレーナー(NSCA-CSCS/CPT)

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